株安・資源安・ドル高 か
さて「デフレの影」で書きましたように、週明け早速ユーロが売られ始めています。とりあえずは15日のECB利下げ(BOE同様50bpカットがコンセンサス)を目指して売られるというのが、基本シナリオですが、住宅ファンダメンタルズが違うとはいえ、ポンドは8日の利下げを前に逆に買われた(買い戻された?)経緯がありますから、ユーロとて「織り込み済み」で反転という可能性を含んでおかなくてはなりません。ですから、考え方としては「ボラティリティーのロング」で、上へも下へも動きの大きさをトレードする局面だと思います。でも当面は対ドルで1.4ー1.3のレンジを破るようにも思えないので、損切り設定は厳しめに。「ポジションと結婚」してはいけません。
ユーロドルのレンジですが、上述のレンジを破るのはいつか、何によってか。ドイツなどの案外堅調なクリスマスセールの話、ECBでさえそろそろ利下げ余地がなくなってくること(15日で2%まで下がる見込み)から、再びユーロ高の可能性もあります。ただ、より大きな見方では「不景気はドル高」という動きが一服していない可能性も高く、こちらの方がメインシナリオかなと思ってます。まだ不景気の深さ・長さという点で煮詰まっていませんし、新大統領が対策を出し続ける流れ、米国債バブル崩壊は(今のところ)見られず、ということで、短中期では「株安・資源安・ドル高」、ということで納まりがいいのではないでしょうか。
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ところで株安と言えば、ここ数四半期は業績発表シーズンには必ず下がってます(ほとんどの場合は暴落)。今回もこれまでよく保ってきたので怪しいと思っています。長期の仕込みの機会を待つとともに、ここはショートを(たとえばETFで)振るべきときかとも見ています。
ちなみに「業績シーズンの前に」の続きです。米S&P500のコンセンサスEPSですが、先週(インテルなどで)からまた下げ始めました。2009年度もついにマイナス圏入り(!)。もっとも欧州(Stoxx600)を見たら、12月26日からすでにマイナス成長になってましたけど。
27/Jun Q4/08 +50.2%, 2009 +18.0%
26/Sep Q4/08 +34.3%, 2009 +22.5%
26/Dec Q4/08 -11.9%, 2009 +4.5%
02/Jan Q4/08 -12.1%, 2009 +4.3%
09/Jan Q4/08 -19.7%, 2009 -2.1%(!)
株は少なくとも1ー2ヶ月では反転して動くものですし、リビジョン(業績修正)には特に弱い(←この辺は「新しい株式投資の考え方」参照)。

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