運用難の時代にはいつもコレ。「時代は繰り返す」であります。
下の英FT紙からの抜粋にありますように(ご参考)、この環境下でもETFが流行。会社によっては株安による資産の目減りを補って余りある新規資金流入があり、08年でむしろ増えたところもあるそうです。そこに出ているBGIは流入額が前年の3倍!何と景気のいい。。
フロントロードで5%、毎年のフィーが2%だとか、そんなに手数料を払ってもインデックスに勝てる投信なんて、このボラティリティーの高いマーケットでは特に少ないですから、そりゃETFに流れてしまうわけです(もっとも債券ETFが人気のようですが・・)。ちなみに、二つ目の抜粋は、ヘッジファンドが手数料を値切られている、という話・・。
ちなみに、もはや古典になりましたが、プロのファンドマネージャーもダーツ投げの猿も変わらない、というパッシブ運用の旗手はこちら: 「ウォール街のランダムウォーカー」
そもそも資産運用というのは「パーフォーマンスの9割がアセットアロケーションで決まる」とか「運用の優劣は4割がアセットアロケーションで説明できる」など学術研究がありまして、それは実感としても納得できると思います。もちろん個別株で勝てるときもありますが、それが偶然ではないと言い切れますか? それ以上に負けてきたことを忘れていませんか? また、別に運用のコスト・手間ひまの問題があります。リスクを取って勉強も山ほどして、一年後に指数にわずか1%勝ってもプロ以外は何にもならないでしょう。
もちろん、皆がパッシブ(ETF)に走ったときには逆にアクティブ(一般の投信やヘッジファンド)にチャンスが出てきますし、相場局面によって勝ちやすいときもあります。それゆえ「歴史は繰り返」します。しかし、より大きな流れとして資産運用の世界は変わるべき必然性があるように思います。アルファよりもアセットアロケーション。
株屋は個別銘柄の推奨よりも、保険や借金、不動産、動産も含めたトータルなアセットアロケーションをメシの種にするべきです。厳密にはお客さん個人個人が違ったアセットアロケーション・ニーズがあるはずですから。・・・目指すはプライベートバンカーでしょうかね。
EVIDENCE EMERGES OF INVESTOR FLIGHT TO ETFS
By Ruth SullivanPublished: January 11 2009 21:07 | Last updated: January 11 2009 21:07
Investors in the UK and Europe have been piling into exchange traded funds in the past year as outflows have risen from hedge funds and traditional long only funds.
BGI iShares, the biggest ETF provider, attracted net new assets of $25bn (£16bn, €18bn) in Europe in 2008, up more than 200 per cent on net inflows of $7.5bn in 2007. This offset the effect of falling markets on assets under management, which ended the year at $56bn, down from $58bn a year earlier.
HEDGE FUND MANAGERS RESIGNED TO FALLING FEES
By Steve JohnsonPublished: January 11 2009 18:48 | Last updated: January 11 2009 18:48
Hedge fund managers accept that the fees they can charge for their services are likely to fall, according to a survey conducted by bfinance, a consultancy.
Until last year demand for hedge funds largely exceeded supply, allowing the typical fund to charge a 2 per cent flat fee and a 20 per cent performance fee, significantly greater than the charges levied by the vast majority of mutual funds.