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2008年12月の記事

2008-12-29

業績修正シーズンの前に

年末ではありますが、四半期末でもありまして、年明けは恒例の業績修正、1月下旬からはアメリカの業績発表が始まるわけです。焦点は大幅下方修正されてきた現四半期(Q4/08)実績と、まだ楽観的に見える来期(2009)見通しがこの1−2ヶ月の間にどうなるか。

なんだかんだ言って、株なんて業績予想(期待)の変数でしかありませんから、その修正は「効く」ファクターでありまして、「リビジョン・インデックス」なんてものもプロの間では一般に使われているわけです。

ちなみに、米・S&P500の予想EPSがどう推移してきたかというと・・
27/Jun Q4/08 +50.2%, 2009 +18.0%
26/Sep Q4/08 +34.3%, 2009 +22.5%
26/Dec Q4/08 -11.9%, 2009 +4.5%
(注:9月26日時点で2009の予想が改善したのは、比較ベースとなる08がより下がったため)

・・と、常時ではありえないぐらいの大幅下方修正が行われたわけです。銀行や自動車業界の最近の動きからもお分かりの通り。。

基本的には下方修正含みですが、第一の焦点は、09年減益がコンセンサスになったとき(←もうあらかたそう思われているでしょうが、「遅行指数」日経新聞3面までがそう書いたときに)株価が持ちこたえられるか。第二に、今四半期ではないにせよ、逆に「ポジティブサプライズ」が出たときの戻り(上昇)の強さ。これを逃してはいけないわけです。

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2008-12-23

ジョン・レノン的クリスマス

欧米では11月からすでにクリスマスモードなわけですが(初旬から早くもグッズが売られ始める)、アメリカなど12月になると街はクリスマスソングがあちこちで・・というか、クリスマスソングしか流れていません。そればっかりのラジオ局もありますし。

以前NYに住んでいたときの経験ですが、この歌、12月の1ヶ月で何万回も耳にするんです。カフェやらタクシーやら。平和と平等を歌っているわけですが、今年は特にしみるなぁ・・と。

金融資本主義の失敗、民主党政権到来を前に、RichもPoorも、BlackもWhiteもないじゃないか、というのを(何回も何回も)聞くにつけ、ウォールストリートの面々は敗北感を新たにするんじゃないですか?

個人的にはそんなに大きな変化を想定しているわけではありませんが、ともかく時代の展開をこんな古い歌に感じてしまったので、おすそわけまで、であります。

メリークリスマス!

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2008-12-17

ドル買い勝負! (それがトレンド)

金利の日米逆転!・・と昨夜のFOMCですごいことになってきました。FEDのゼロ金利政策でドルが(対円はもちろんのこと他通貨でも)売られまくっていますが、はたして今後はどうだか。

ここもとの為替の決定要因はもっぱら金融政策で、そこ行くともうFEDはカードを切り尽くしちゃったわけです(← 今後はMBSなどを個別で狙い撃ちして買って行くようではありますが)。そうすると、昨日のFOMCまでを利下げ期待によるリバーサルだったと見なして、今後は利下げの余地のない通貨が相対的に買われる元のトレンドに戻ってくると言うことができます。

期待するトリガー(引き金)は、MOFの介入、欧州のサブプライム(いわゆるSIVによるオフバランス化はアメリカより欧州で顕著)あたりでしょうか。逆にリスクは、米国債バブルの崩壊(←いやむしろ、もっとバブるのでは? 他に買うものが無さ過ぎる・・)。

そもそも、ぶっちゃけた話、これだけボラティリティーが高く、各通貨の金利差も縮まっていると、FXの人たちにはやりやすいんじゃないでしょうか? 低レバレッジで期間も長めに取れれば、儲かる確率は高いのでは? ちょっとドル円、ドルユーロを買ってみようかと思ってます。その流れでは、ホンダ株の買いや金の売りなどもありですね。

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2008-12-12

GMよ・・ CDSはどうなった?

GMとクライスラー向けの救済策が上院を通らなかったということで大崩れしています。ただ、ここまで来ると、通っても買い、通らなくても悪材料出尽しで買い、っていう気はします。しかも金曜日ですし(「週末効果」というのは元々存在するとされているが、特に金融恐慌のときは金曜日引け値が底になりやすい)、短期と長期の「二重の手」としてはいい入り時になるかもなと見てます。

一つ忘れられているなと思うのは、GMのCDS。売り手の金融機関はみんな引当足りてるんですか??それから売り手によってはプロテクション発動になったときにキャッシュショートだったりして!? ・・とするとコツコツとプレミアム払ってきた買い手には保険が紙くず?・・と、GMが飛ぶとクレジット市場がまた一荒れ。LIBORやCP市場がまたガタガタするのは避けたいはず。とりあえず経営者と債権者をもう一段追い込んでから、最後に救い上げるってシナリオなような気がします。

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2008-12-08

January Effect ー 1月は上がる!?

・・というのは有名なアノマリー(市場のクセ)で「1月効果」とも言います。

その背景には11月の節税対策の損切り売り(アメリカの場合)、12月のウィンドウドレッシング(プロが年末に見栄えのよいようにポートフォリオをお化粧し直すこと)を経て、1月からヨーイドンで買い直すからだと言われています。

たしかに上のリンクはじめ、1月の好パフォーマンスは各所で実証されています。ただ、今年みたいな異常値の年に「法則」が働くかは疑問。年初には株のポートフォリオを見直す(買い直す)前に、全体のアセットアロケーションの見直しで、株を減らして債券を増やすだとか、そういう動きも混ざってくるかもしれませんので。。

とはいえ、オバマ政権発足とBig3救済と、イベントリスクは(上へも下へも)高いタイミング。先の「短期長期の二重の手」「ドルコスト平均法」的な考えで株を増やす計画が元々あるのならば、この年末は悪くない投資機会の一つかもしれません。

その中身ですが、個人的にはETFで十分と思っていますが、自動車や金融株もおもしろそうですね。このヘンはまた次回以降。。

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