ますます買いたくなりますが、ガマンしております。(そしてこれまでのところは、それで正解。)
足下起こっていることは、目先(短期)の金融危機と長期的な実体経済悪化懸念。このうち前者が大ピンチでLIBORは跳ね上がるは、盤石と思われた日本で生保が飛ぶは、で大変なわけです。ただし、金融危機というのは、期待の低い今度のG8がどうなるにせよ、最終的には政府が金融システムを丸抱えにして金利も為替も固定してしまう・・・ぐらいの信じられない奥の手まで想定すれば解決できること(ただし政府の財政を代償に)。そう考えると、この「陰の極」(らしき状態)で買わないのはバカじゃない!?と悪魔のささやき(=自分の欲)が聞こえてくる訳です。
いつも書いてますように、短期の当たり外れは確率論の世界でありますから、たしかに後で振り返ってみれば、ここが買い場だったのかもしれません。ただし、
1)投機(短期)で買いに行くにしても、こういうときは「二番底」がありがちですから、そこで入ってもよいのでは。せめて週末の政府筋の動きと合わせて、もうちょっと待ってみては?
2)景気は悪化初期。リスク見合いではもっと安く(低リスクで)買えるときが来るでしょう。
実際、短期投機にも長期の仕込み買いにも両方(=「二重の手」)できる性質のおカネなら、どっちかで勝てばよいわけです。
まあただし、短期的に戻るにしても何%取れるのか、長期的には更に下がある可能性が高そう、と考えると、マメにトレードする気と腕があるのでない限りは、クールに見過ごした方がよいように思ってます。景気の方はまだ悪化の初期。例のOECD景気先行指数が今日出ましたが、これは凄まじい悪さ。新聞などでP/EがXX年来の低さとか書かれていますが、なーんだ業績(E)下方修正が増えるのはこれからか、とむしろ弱気になってしまいます。配当の方が(減配が予想されるにしても)もっと気になりますけどね。
相当なチャンスでありますが、相当な危機でもあります。もっと各国政府からの強いコミットメントが出たときには、運用資産の1割ぐらいは買ってみようかと思っています。前述のような短期と長期の「二重の手」ですが。